2008-12-26

2008/12/26 - 2009/01/02

山小屋バイトのため留守にします。
Sarò ad Altino in Monti Sibillini e non disponibile per le richieste di lavoro.
Buon anno felice! 
よいお年を!

2008-12-24

今冬初雪山、行ってきました


2008-12-22
Foce (945m)からPalazzo Borghese手前1950m付近まで。

やっぱりいいです。静かな、どこまでも静かな、雪の世界は。

2008-12-05

雪山は近く、遠く、、、


天気も不安定だし、体力も磨きが足りず、仕事も進まないから、雪山が呼んでいるけど、まだ出発できない。

出発できないけど、気持ちは山にばかり向かってるから、イメージトレーニングをかねて、パッキングをあれこれ試行錯誤している。かさばるスノーシューを縦に着けてみたり、下につけてみたり、横に着けてみたり、重いアイゼンは中に入れてみたり、それじゃ、いざって時だすのが面倒だと上につけてみたり、横につけてはバランスが悪いと、やっぱり上に戻してみたり、、、

先日、アルティーノの山小屋バイトの時に買ったばかりのテントで寝てみて、ふと思った。日本で買い忘れたものがひとつある。竹ペグだ。雪山でテントを張るのに、あんなに優れた小物はこっちじゃ見つからない、、、困った。なんかアルミで作ってみるか、、、

ザックはやはり大きめが良いかと七十リットルの重いのに詰めてみては、やっぱり重いと、四十リッターに詰め替え、でもビバークの時は大きいほうが腰までザックに突っ込めるな、いや、それでも、テントもあることだし、雪洞をほるスコップだってあるから、小さくてもいいか、、、なんて事ばかりつらつら考えて、せっせと詰め替えを続けているのが無性に楽しい、、、、

なんてことは、妻にはいつまでたっても理解してもらえないんだろうな。

2008-11-27

先祖の偉業に感謝せよ、とは

ふと思った。

よく今日の日本を築いた祖先の苦労に感謝するというような理由で、愛国教育の必要を説く論調がある。だが、圧倒的多数の国民は、その一人一人を見てみれば、常時であれ非常時であれただ自分と家族のために生き抜いてきただけではないのか。戦時にしても、日本のため、ではなく、自分と家族のため、嵐の中でただ必死になっていただけではないのか。高度経済成長期に必死に働いていた人々は、やはり国のためではなく、みんながそうしていたから、お金が欲しかったから、苦労を重ねたのだろう。

すると、日本の礎を築いてきた祖先に感謝せよ、と言うのは、やはり、先祖崇拝という一種の宗教心を利用しようとする国の策略か。
感謝するのは、自分の家族の先祖までに留めておいたほうが安全な気がする。

そして、わが一族の始祖には、アフリカで生まれたあの原始人を忘れてはいけない。

2008-11-16

出版不況と言うけれど

本の出し方、流通、再版制の問題点は置いておいて、もっと大きめの文字のソフトカバー・新書サイズの文庫料金本をたくさん出したらどうかと思う。ようするに今、文庫であるものをすべて、新書サイズでも出すと言うこと。日本に帰り、老眼の両親を見ていて思った。いくつかは大きめの文字の本もでているから、出版社も考えてはいるんだろうけど。

新書よりも大きくてもいいかも。外国のソフトカバーは割と大きいし。

2008-11-08

Breve ritorno nel Giappone 一時帰国のお知らせ




Così, non riuscirò mai a finire il lavoro di traduzione. Perciò ho deciso di ritornare in Giappone per decina di giorni.
Parto il 11 martedì e rientro il 23 domenica.

ご覧の通り仕事になりませんので、日本に一時帰国します。滞在期間は来週十二日から二十二日までです。

2008-11-06

警察ってひどいな、渋谷の事件

In Giappone è molto facile farti arrestare dalla polizia, basta dichiarare "ad alta voce a tutti" sulla strada la tua intenzione di andare a osservare la casa privata lussuosa del premier ASOU. Un polizziotto in borghese si lancerà verso di te e si cadrà per terra "da solo" ma gridando "sto ragazzo mi ha dato una botta, è KOBO (KOumu shikkou BOugai, oltraggio a un pubblico ufficiale)!"

首相の指定を見学に行く無届けのデモがあり、参加者が抵抗したもんだから、公務執行妨害と東京都公安条例違反で三人が逮捕された。数日前、そんな感じの簡単な記事になっていた事件。どうも、実際は様子が異なったようだ。




なんだかよく分からないけど、はげのおっさん(公安か、私服刑事か)が「コーボーだ」といきなり声をあげて、飛び込んでゆき、警察が一方的に逮捕し始めたようにしか見えない。 (上のビデオ、後半に注目)

コーボーだ、って言われたってねえ、、、公務執行妨害のことのようです。分からないよねえ。日本語じゃないよ。最初は、ホモだぞ、ホモだぞ!と叫んでんのかと思いました。ナチか(笑)



こんな訳の分からん叫び声をあげるおっさんに、こんな暴力的な方法で、こんなささいな示威行為だけで、逮捕されたくないと思いました。

逮捕された三人は解放されたらしい。
お疲れさまでした。

麻生でてこい!!リアリティツアー救援会ブログ
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/page-3.html

2008-10-23

da oggi fino a Domenica 26

sarò in Rifugio Altino di Montemonaco:
http://altino1080.googlepages.com
Per emergenza chiamatemi al cellulare.
日曜まで山小屋バイトです。緊急の際は携帯までご連絡下さい。

2008-10-21

古本買いあさり開始

10日間の短い一時帰国を前に、オンラインのブックオフで古本買いあさり開始。

今回は結婚式もあれば、昆明時代の南イタリアの老同学マリネッラも来るので、余り時間がない。でもゆっくりしたいから、できることは今のうちにしておかねば。

できることの一部、それがオンライン・ショッピング。いつもだったら、ブックオフ町田店・座間店の棚を端から端まで眺めて大量に買い込むのだけど、今回は行けるか分からないので、オンラインで作業開始。

特価100円本のリストを片っ端から眺めるのだが、結構な苦行。作者別にソートして、1ページ50冊、280ページばかりある。

作者名だけ眺め、はっとしたら、タイトルも眺めるのだが、赤川次郎とかライトノベルズ系(ラノベと言うんだっけ)の人気作家の名前ばかり続くページが多い。100円本だけに。中高生の女の子が読むであろう、なんだかすごいタイトルの作品ばかりが並んでいる。

よく覚えてないけどぉ、「キスからはじまる厚木が丘高校の☆☆な夏、♡2」みたいなっ!

そうそう、マイミク諸君。いい年してやたら絵文字を使うのは止めよう。絵文字だらけの日記は僕は読まないよ。半角カナもやめましょう。

そうそう、新井素子とか居たな、なんて懐かしみつつ進んでいたのは最初の10ページくらいまで。154ページ目「と」のつく作家のトム・クランシーまできて体力と気力の限界。

で買ったのはこんな感じ。

ダーク・ハーフ <下> / スティーヴン・キング  価格:105円
ダーク・ハーフ <上> / スティーヴン・キング  価格:105円
幕末新選組 / 池波正太郎  価格:105円
信長と秀吉と家康 / 池波正太郎  価格:105円
旅路 <下> / 池波正太郎  価格:105円
旅路 <上> / 池波正太郎  価格:105円
白い鬼 / 池波正太郎  価格:105円
熊田十兵衛の仇討ち / 池波正太郎  価格:105円
江戸の暗黒街 / 池波正太郎  価格:105円
仇討群像 / 池波正太郎  価格:105円
松本清張映画化作品集(3)-遭難- / 松本清張  価格:320円
槍ヶ岳開山 / 新田次郎  価格:420円
富士に死す 【新装版】 / 新田次郎  価格:320円
八甲田山死の彷徨 / 新田次郎  価格:288円
劒岳-点の記- / 新田次郎  価格:368円
山の気象学 / 城所邦夫  価格:588円
スキーツアーのススメ-バックカントリー・スキー大全- / 北田啓郎  価格:178円
死者は還らず / 丸山直樹  価格:750円
スキー登山 / 北田啓郎  価格:588円
氷雪テクニック / 木本哲  価格:750円
猫と庄造と二人のおんな / 谷崎潤一郎  価格:105円
ガンスリンガー / スティーヴン・キング  価格:105円
血の味 / 沢木耕太郎  価格:105円
王の闇 / 沢木耕太郎  価格:105円
イタリア・マフィア / PiersantiSilvio  価格:525円
日本アルプス / 小島鳥水  価格:420円
日本語文法の謎を解く / 金谷武洋  価格:420円
人生の短さについて 他二篇 / セネカ  価格:320円
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 <上> / 杉浦明平【訳】  価格:420円
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 <下> / 杉浦明平【訳】  価格:368円
善の研究 / 西田幾多郎  価格:420円
悲劇の誕生 / ニーチェ  価格:320円
風姿花伝 / 世阿弥  価格:288円
ヒマラヤの山旅術 / 大蔵喜福  価格:288円
続 山で死なないために <0> / 武田文男  価格:288円
いまだ下山せず! / 泉康子  価格:368円
山の社会学 / 菊地俊朗  価格:230円

さて合計幾らでしょう、、、
http://www.ebookoff.co.jp

2008-10-12

イタリアン・シューズ

ひさしぶりにいかにも「イタリア」と言う感じの買い物をしたので、ご披露。

十一月に日本である結婚式に履いて行く靴が必要だったもので。地元の靴屋を巡る、、、つもりが1軒目で購入。

アウトレットと言う看板が出てたけど、小さなメーカーの直販店で、ブランド名もBear's Companyといかにもとってつけたような、ありがちな感じで笑わせてもらった。熊さんの会社。靴箱にも、イタリアンのくせに何故かCalifornia Manufactuaringなんて書いてあったりして、、、カリフォルニア人が働いているわけでもあるまいに。

小さなメーカーの直販店だけに、今一つ選択肢がなかったのだけど、なぜか、このエナメルに惹かれた。服装はありがちなスーツに決ってるから、靴だけちょっと印象の強いものが欲しくなったのかも。いかにも洋行帰りのおじさんって感じで。

(式では二人のイタリア美女を左右にはべらせる予定なので、まあ、僕の靴何ぞ誰も見ないんだろうけど)

先のとんがった靴というのは何かきつそうなイメージがあったのだが、革もやわらかで、足入れ感も良い。こういうのがイタリア靴の魅力という奴なのかな。登山靴だったら分かるのだが、フォーマルな靴になってしまうと今一つ、判断基準が自分の中になくて戸惑う。

円高還元、カード払いで約一万円。

でも、ちょっと調べてみたら、日本ではこういうエナメルシューズは燕尾服とか夜会服向けらしいね。なんでもダンスの時に女性の服を汚さぬよう云々といういわれが有るようで。そういうルールは多分、英国の上流階級なみにうるさいんだろうな。普通のスーツで履くと、妙な目で見られるんだろうか、、、

お店の人なんか、「ほらジーンズとだってあうだろう!イタリアのエレガンスが日本で爆発さ!」なんてこと言ってたけど。

さて、イタリアのエレガンスを日本で爆発させるか。

2008-10-10

文芸翻訳、仕事はいりました

タイトル等はまだ発表できませんが、仕事はいりました。イタリアでは結構売れた本です。文学です、純文学ですよ、みなさん。

年末までに初稿完了を目指します。おお、宣言しちまった。

カレンダーに訳すべき週ごとの最低ページ数を書き込んでみたけど、また、目標倒れになってしまうのだろうか、、、

こんな時に限って大きな商業翻訳の仕事の打診が有るというマーフィーの法則も怖い。

前回の「ディオニュソスの階段」にくらべるとよほど自分の感性に近い文体とテーマの作品だから、もっと素直に訳せる気がします。

乞うご期待。

2008-10-02

マインドマップなるもの Mind Mapping (Mindnode.app)

自分はあれもこれもいろいろと、やたらに考える人間だ
考えて、考えすぎて、むやみに時間ばかりが過ぎ、振り返れば何一つ形になっていない。
そんなことばかり。
企画は好きだが、実行力は余り無いようで。
これでは余りに効率が悪い。

Macの最新ソフトを教えてくれるブログで、マインドマップなる思考整理・メソッドがあることを知った。紹介されていたソフト(Mind Piece)はよさそうだったけど一万円以上していたので、無料のフリーウェアを検索。

FreeMindというマルチプラットフォーム(Win&Mac&Linux、日本語インターフェース)のJavaウェアが広く普及しているようだが、なんかインターフェースが武骨でアイコンもよく分からない。もっとシンプルでMacらしいものを、、、

そこでMindNodeを発見。Proは有料だが、無料版でも十分使える。
http://www.mindnode.com/
右側のdownloadから、MindNode 1.1.2をクリック。

マインドマップの概念解説を読んだ時には、紙に書けばいいじゃん、と思ったけど、振り返れば、僕の素晴らしいアイデアの数々は紙に書かれることすら無く頭のなかでカオスを形成しているのが現実。とりあえず試してみることにした。



こいつはなかなか良いです。思考から実行への時間ロスが本当に減るかは分からないけど、とりあえず、進化を続ける発展型の企画メモとして、デスクトップにいくつも貼り付けておきたい感じ。

今回は「仕事を増やすためには?」プロトタイプをざっと作ってみましたが、無数の利用法がありそう。思考法なんて言うと、一昔前の自己啓発ブームみたいなうさんくさいビジネス本を彷彿とさせますが、こいつはお買い物リストから、山歩きの装備リスト、電話連絡網まで、なにかいろいろと使えます!

日本語ローカライズしたら、Proの使用権もただでくれないかな、、、作者を口説き落とすための作戦マインドマップを作ってみたりして(笑)

2008-09-22

放送日は今日でした、、再放送でモントットーネをどうぞ

小さな村の物語 イタリア 「モントットーネ」
放送局:BS日テレ
放送時間帯:
月曜日20:00〜20:54(アンコール放送:土曜日21:00)


http://www.telecomstaff.co.jp/blog/nowmaking/000525.php

29日の再放送、みなさん必見です。まあ、村まできてくれればよいだけの話ですが(笑)


以下、引用
モントットーネ/マルケ州
ローマの東。美しい丘が連なるマルケ州に
佇むモントットーネ村。

ここには伝統の暮らしが息づいています。
陶器作りを守る一家の素朴な暮らし。
村の楽団の団長の日々。
そして、古ぼけた家具を修理する職人。
ほかの町に目もくれず、生まれ育った村を愛するひとたちの、
ささやかな物語をお届けします。

2008-09-19

惜別 エン老師

エン先生(哏德全 EnDeQuan)が亡くなった。享年50歳。中国雲南省タイ族の民族楽器フルス(ヒョウタン笛)演奏・製作の第一人者であり、何よりも僕の大事な友人だった。



いつかまた会いに行こうと毎年思っているうちに10年がたち、急逝の知らせを受けた。

中国留学時代に昆明でエン先生に習った笛をならべて祭壇を作り、線香をあげ、好きだった白酒のかわりにイタリアのグラッパをささげ、彼の独奏アルバムを聴きながら、飲んでいる。

しばらく、遺影を見つめ、撮影に没頭する。
「ファンティエン(飯田)」、懐かしい声が聞こえてくる。

あの頃。
夜になれば雲南省昆明市文林街のカフェ・ラビアンローズでギターをかきならし、酔っぱらった留学生・中国人たちを下手な歌で踊らせては昼まで起きず、学校にも行かずじまいの不良留学生だった僕と、雲南の民族音楽を求めてやってきた好青年サトル君と、エン先生の工房によく遊びに行った。その度、先生はいかにも嬉しそうな笑顔で、さあさあ (lai lai)とタバコを勧めてくれ、故郷の笛を教えてくれた。

先生が笛を奏でれば、しばし、時の流れが止まる思いがした。
未だ見ぬ彼の生まれ故郷の緑が、人々が、歌が、その全てがそこに見えた。確かに見えた。

どれだけ世話になったことだろう。
また一人、恩を返す間もなく、余りにも早く、往ってしまった。

エン先生、本当にありがとうございました。

日本人の一番弟子、サトル君のリポート

Se ne è andato il mio maestro di flauti cinesi, En Dequan, all'età di 50 anni. Non ho avuto né un altra occasione di rivederlo, sono passati 10 anni dall'ultima volta, né quella di ringraziarlo per tutto quello che mi ha offerto all'epoca in Cina.
Grazie mille, maestro.




関連記事(中文)
知名葫芦丝巴乌制作演奏大师哏德全因病去世

2008-09-01

デル・ラーゴ谷の花、7月 Fiori della valle del lago, luglio

7月、ピラート湖から下山途中にであった花を全て駆け足で撮ってみました。

Ho raccolto, con la mia macchina fotografica, tutti i fiori incontrati durante la discesa dal Lago di Pilato.

スライドショー - Slide Show Link:
http://picasaweb.google.com/ryoiida/FioriDellaValleDelLagoLuglio7/photo#s5240982786260718482

Fiori della Valle del Lago, Luglio, デル・ラーゴ谷の花(7月)

2008-08-28

伊藤和也君の死を悼む

ペシャワール会会員としてアフガニスタンで活動していた伊藤和也君(享年31歳)が誘拐され、銃撃されて死亡した。
詳細(最新ニュースリスト)は今後明らかになってゆくだろうが、非常に胸が痛む。

ペシャワール会(ホームページ)は、主宰者の中村哲医師の著書などを通じてその活動内容を知り、僕がかねがね共感し、尊敬してきたNGOだ。イタリアのエマージェンシー(英語ページ)と並び、本当に意義ある活動を地元の人々の視点から行ってきた素晴らしい団体だ。

伊藤君は31才でその生涯を閉じた。僕と同年配だ。海外に飛び出た理由も目的も、何もかも彼と僕とは異なっているのだろう。しかし、同年配の彼の死に僕は何か、「もうひとつの道を歩んで行った自分が不意の事故で死んでしまった」ような喪失感を覚えている。

アフガニスタン、ボランティア、アジア放浪、平和への模索、、、そんなキーワードをもう長いこと抱えて歩いてきた僕は、何か強いきっかけさえあれば、彼と似た道を歩むこともあったはず、否、これからもあるかもしれない。だから、伊藤君が他人には思えない。

伊藤君は現地の言葉も堪能で、地元住民にも愛されていたという。素晴らしいことだ。彼が日の丸を意識の中に抱えていたかどうかは知らぬし、そうする必要があったのかも僕には分からない。ただ、彼と接したアフガン人は日本に対するプラス評価を幾らかは持ってくれたことだろう。伊藤君のおかげで、アフガンの大地を爆撃するアメリカ側の「国際社会」の一員である日本への憎悪も幾らかは軽減されたのかもしれない。信用に値する外交はいつも名も無き個人による草の根の交流だ。よりによって、そんな人物が殺されてしまった。

伊藤和也君の冥福を祈るとともに、世界中の無数の伊藤君たちの活躍に感謝し、その無事を祈りたい。

2008-08-15

A noi comunicare

"Fate battere i vostri cuori all'unisono con le mie parole". Come già avvisatoci dalla pubblicità è stato pubblicato il discorso di Gandhi tenutosi alla conferenza delle relazioni interasiatiche nell' Aprile del '47 a Nuova Delhi.


Per scoprirne di più e per ragionare un pò sulle parole di una persona uccisa per la sua limpidezza di spirito visitate il sito http://www.avoicomunicare.it/

2008-08-08

Olimpics 2008



Come esattamente preparato alle 20.08, dell'8 agosto 2008 cominciano i 29° giochi olimpici dell'era moderna. Tra mille polemiche e milioni di euro di investimenti, la città di Pechino si trova a fronteggiare un'ennesima sfida al mondo e per la prima volta in chiave sportiva. Personalmente spero che questi giochi possano portare un po di serenità e umanità in un paese al centro dell'attenzione da qualche anno per la propria "fame".

Hanno detto: "Pechino scala le montagne".

Speriamo che Pechino ci faccia passare un bel momento olimpico e buona visione a tutti (per chi ci riesce)

2008-08-05

Hiroshima Peace Memorial Museum 広島平和記念資料館

6 agosto del 1945 cadde la bomba atomica sulla città di Hiroshima.
Questo è link per il museo virtuale "Hiroshima Peace Memorial Museum"

明日、8月6日は広島原爆記念日。↑平和記念資料館バーチャルミュージアムを見つけたのでリンク。

2008-07-31

Nokia 2360 "Mac friendly"


Cercavo un cellulare che mi permette di lavorare col Macbook anche ad Altino, dove non è arrivato l'UMTS e non c'è la linea telefonica.

requisiti cercati erano seguenti:
- connessione internet tramite GPRS e EDGE
- peso ridotto per portare anche durante escursioni
- possibilmente dotato di bluetooth
- una marca che non scherza
- sotto 70 euro
- essenziale
- magari con la radio per ascoltare il meteo

e eccolo un perfetto cellulare per me!

Nokia 2630

Euro 69,00

RETE » Gsm: Dual Band (900/1800)
DIMENSIONI
Altezza 105 mm
Larghezza 45 mm
Spessore 9,9 mm
PESO 66 grammi
MEMORIA
Interna 11 MB
BATTERIA
Tipo Litio
Autonomia Conversazione (Minuti) 300 minuti
Autonomia Standby (Ore) 300 ore
Ricarica da viaggio
Mah 700

La piacevole sorpresa è stata la non necessità del script specifico per Mac. Mac non è esplicitamente sopportato da questo modello della Nokia, ma funziona in una perfetta sintonia. Quindi consiglio a chiunque cerchi un telefonino del genere per Mac.

MacBookを山小屋でもネット接続するための携帯電話を購入。これで山でも仕事ができる。イタリアに来てからここ8年で4代目か。幸いなことに特別なドライバーも必要なく、接続に成功。さすがはNokia。

2008-07-29

純文学を訳すかも

文芸翻訳者の仕事の一部に、読後感・作品内容をまとめたレジュメ作成というのがある。そいつで日本の出版社のハートを射止め、ぜひ翻訳しましょう!と口説き落とすのが目的だ。

本を読むのはそんじょそこいらの虫よりもガキの頃から好きだったけど、読書感想文というのだけは本当に苦手だった。本を読ませるのが目的の宿題だから、これこそ正に本末転倒。宿題なくても読むっちゅうの。

だからレジュメ作成も苦手。外国文学の魅力は全文訳さないと通じない、そうではないか。

さて、今回レジュメ作成の依頼を受けたのは、今イタリアでベストセラーとなっている、さる重要文学賞受賞作。なかなかいい作品だし、作者の感性にも親近感を覚えている。

こいつが日本のさる有名出版社からでることになれば、とりあえず、代表作とでもいうべき大事な仕事になる。

さて、これでオイラも貧しい文芸翻訳家街道まっしぐらか。

それでも訳したいなあ。

2008-07-24

【転載】「インド洋で米国に給油するのでなく、日本国民に回すべきだ」天木直人さんのブログから


本当だな、と思ったので、そのまま転載
こうした小さなつぶやきが、ご近所にひろまっていかなきゃならんのだろう。

(以下転載)
2008年07月24日
インド洋で米国に給油するのでなく、日本国民に回すべきだ

インド洋で米国に給油するのでなく、日本国民に回すべきだ
この言葉は、23日の記者会見で福島瑞穂社民党党首が話した言葉であるという。
その事を24日の毎日新聞がベタ記事で遠慮がちに報じていた。
これは大部分の国民が心の中で思っている素直な考えであろう。
高い価格でメジャーから原油を買わされ、それをそのまま米軍に給油するなどという馬鹿げた事を行なっている国が世界にあるだろうか。
その一方で、日本においては、漁民や運送業者などが休業を迫られ、国民は運転を節約するという窮状である。
しかも、来年1月に期限が切れるそのテロ給油法を延長することが、来るべき臨時国会における、自公政権の最優先課題であるという。
どう考えてもおかしいではないか。
しかし、このあたりまえのことが、福島社民党党首から語られる時、誰も相手にしない、そこがこの国の深刻な問題である。
このようなあたりまえのことが、国民的人気のある東国原知事や橋下知事からは決して出てこない、そこがこの国の深刻な問題である。
(転載終り)

2008-07-18

山小屋でバイト

をすることになった。毎週末土日、多分、八月1杯くらいまで。

主人の兄ちゃんは元ばりばりの山屋で、いまは冬は彼しか住んでない村で山小屋ホテルをやってる。山岳ガイドでもある彼のサインがあれば、割と簡単にトレッキングのガイド免許が手に入るかもしれない。理想の仕事だなあ。簡単には仕事にはならないだろうけど。

お金はとりあえずお小遣程度だけど、部屋ももらえるし、別荘ができたようで嬉しい。真夏の人が多い山(この辺の山だとそれも極一部のコースに限られるけど)にはあまり興味ないので、ちょうどよいのじゃないかと思う。

週末に海に行きたいこともあろう妻には悪いが、まあ、時々半日の休暇をもらえるんじゃないかな。どうだろう、、、

Comincerò a lavorare ogni fine settimana in montagna. Non so quanto durerà né quanto sarà faticoso come lavoro, visto che non ho ancora nemmeno cominciato. Vedremo...



大きな地図で見る

イタリア語だけですが、ざっと一時間でページを作ってみました。
http://altino1080.googlepages.com/
Ho preparato una pagina dedicata al vilaggio turistico di Altino.

2008-07-10

日本のテレビ取材班が

日本のテレビ取材班がモントットーネに来ています。日テレBSの「小さな村の物語」という番組だとか。

最初TBSと聞いていたから、大嫌いなミノモンタ系のバラエティだったらどうしようかと思ったけど、三上博史ナレーターの渋い大人の番組のようだ(見たことないけど、勝手に決めた)。とりあえず良かった。

まだ数日、取材は続く模様。

しかし、なんでモントットーネに決ったのだろう。謎だ。客観的に見ても、知名度は低いし、もっと美しい村は近くに幾らでもあるし、、、ミステリアスだ、日テレ。あなどれぬ。

放送日などが分かったら、改めてお伝えします。

追記
制作会社はここかな、、、

2008-07-04

il progetto di questo weekend 週末の山行予定

明日の夜か夕方に出立し、稜線のcasale muratteでテント泊、翌日早朝から歩いて、昼前後に下山予定。あるいは昼はRifugio Città di Amandolaの小屋でビールを飲んで昼寝か。まさに10年ぶりのテント山行。とりあえず一泊で体力回復の具合を調べるつもり。

Questo weekend penso di fare la camminata di 2 giorni portando la tenda: sono passati 10 anni dall'ultimo bivacco in tenda! Vediamo che succede...

Fonte Vecchia di Vetice > Casale Murette (bivacco) > Priora > Pizzo Berro > Pizzo Tre Vescovi > Castel Manardo > Monte Amandola > Rifugio Città di Amandola > Madonna dell'Ambro > Fonte Vecchia


約二十キロ、全行程10-12時間程度か。すでに何度も歩いた区間なので、夜でも不安はない。


2008-07-03

Gatti, gatti, gatti! 小猫4匹








本当は4泊5日の南イタリア・プーリア州旅行の記事を書きたいのですが、数百枚の写真とビデオクリップが未整理のため、先送りします。

またまた猫が生れました。生れたことは数週間ほど前から分かっていたのですが、半ノラの母猫(黒猫の文子)が小猫を隠してしまうため、今日の今日まで何匹いるのかもよく分からずでした。大分大きくなった(20cm程度)ためか、我家の1階の工房の片隅の定位置にようやく帰ってきてくれました。

4匹。性別まだ不明。たぶんオス3匹、メス1匹。オスの方が「里親」(と最近の日本では言うようですが)も見つかりやすいので良かった。うち1匹はおそらく、家猫としてキープします。

えさを食べるようになったら、ぼちぼち引き取り手も探さなければ。里親の募集条件は特にありません。できたら、短くても猫らしいワイルドな一生を送らせてやってください、、、とお願いするまでもなく、モントットーネ村ではまだ、農家の人たちがネズミ対策で引取ってくれることもあります。

Nati gatti della nostra nera mezza-addomesticata. I sessi ancora non sono chiari, ma probabilmente teniamo uno maschio e per il resto di tre gatti dovremmo trovare qualcuno che vuole.

Vorrei scrivere un articolo sul viaggio appena fatto in Puglia nell'occasione della festa di tarantella presso Galatina. Ma le foto sono tante e ancora non messe in ordine, quindi lo farò più avanti con calma.

2008-06-26

comunicazione: FUORI SEDE, 6/25-30, 不在のお知らせ

da oggi, il 26 giugno, pomeriggio fino al lunedì 30, sarò in viaggio e probabilmente non avrò modo di leggere le vostre e-mail. Vi chiedo scusa in anticipo per le eventuali inconvenienze. Per le chiamate urgenti lascio aperta la porta del cellulare.

Ryosuke Iida

今日から30日月曜日まで家を留守にします。同期間はメールへのお返事が難しい場合もありますが、予めご了承下さい。緊急のご連絡は携帯電話までお願いいたします。

飯田亮介

2008-06-24

これ、僕じゃありませんから

ブログへの来訪者データを見ていて、Googleから「フィレンツェ、亮介」のキーワードできている人がいることに気がついた。なんだフィレンツェにもオレと同じ字の亮介が住んでるのかな、、、と思って検索してみると、大聖堂の落書についてのニュースにぶつかった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080624-OYT1T00570.htm

写真の右端に「亮介」と縦書で、刻まれている。こりゃ、マジックペンの女子大生よりたちが悪い(笑)オレはこういうことしないし、迷惑な話だ、と思って画像を見れば、何だか自分の書き癖にそっくり。不気味だ。名字らしき「木」の文字が見えているから、名字が「田」で終わる自分のはずはないのだが、、、なんだかなあ。

こんなのも十数世紀過去の筆跡なら、貴重な史料なんだろうけど、(wikipedia 古代ローマにおける落書)今やったらただの迷惑。

まあ、イタリア人もやるんだけどね、こういうこと。ただ漢字は余計に目立つね。x木亮介くん、止めなさい。僕が恥ずかしいじゃないか。

【追記】
亮介の部分を拡大してみると、どうやらx木ではなく、x村とか、木偏の字のようだ。どうでもいいんだけど。

Vettore tutta la Cresta Nord, dal Colle di Monte Gallo

土曜は結局、予定していたよりも3時間ほど長く歩き、モントットーネからも見えるVettore山の北稜を完全踏破。


金曜の晩に仲間たちと村のレストランで飯を食い、たらふくワインを飲んで寝たら、恐れていた通りに深く短い酔払い睡眠となってしまい、夜中の2時には目が覚めてしまった。家を2時半にバイクで出発、4時半には歩き始めてしまった。こういうフレキシブルな行動は、やはりわがまま勝手な独り歩きじゃなければ出来ないこと。

もちろん寝不足で、Vettore山頂では40分の仮眠、Altinoのバールでは昼食・昼寝の3時間休憩まですることになったが、暑くなるこの季節からは、月明りに照されて早朝に歩き出すのも悪くない。



日の出前後の三十分は本当に美しい時間。テルツァーニも「メリーゴーランドの最後の一周」でこんな言葉を残している。

IN INDIA si dice che l'ora più bella è quella dell'alba, quando la notte aleggia ancora nell'aria e il giorno non è ancora pieno, quando la distinzione fra tenebra e luce non è ancora netta e per qualche momento l'uomo, se vuole, se sa fare attenzione, può intuire che tutto ciò che nella vita gli appare in contrasto, il buio e la luce, il falso e il vero non sono che due aspetti della stessa cosa.

インドでは、一日で最も美しい時間は日の出の時だと言われている。あたりにはまだ夜が漂い、日の光もまだ満ちてはいない時。闇と光の区別もまだはっきりとしていない時。人はそのひと時、そうすることを望み、注意深くなることができる者なら、光と闇、真と偽といった人生のなかで対立して見える全てが実は、同じひとつのもののふたつの様相でしかないことを直観することができる。

Sono diversi, ma non facilmente separabili, sono distinti, ma «non sono due». Come un uomo e una donna, che sono sì meravigliosamente differenti, ma che nell'amore diventano Uno.

それぞれ異なってはいるが簡単に分けることはできず、区別こそあれ、『二者ではない』のだ。男と女がそうであるように。素晴らしく異なる男と女、だが愛においてはひとつとなる。

Quella è l'ora in cui in India - si dice - i rishi, «coloro che vedono», meditano solitari nelle loro remote caverne di ghiaccio nell'Himalaya caricando l'aria di energie positive e permettendo cosi anche ai principianti di guardare, appunto in quell'ora, dentro di sé, alla ricerca della spiegazione di tutto.

 日の出の頃は、インドでリシ『見る者』たちが、ヒマラヤの人里離れた氷窟で独り瞑想をする時、そう言われている。リシたちは瞑想をしながら大気をポジティブなエネルギーで充たす。そのおかげで駆出しの求道者たちも、日の出の頃は、すべてを解き明す答えを求めるために自らの内面を見つめることが可能になる。そういう話だ。



実際、毎朝、日の出とともに散歩に出かけてこんな風景を見ていたら、人生変わるだろうな、と思う。別にわざわざ遠くの高い山に登ることはないのだろう。見晴しの良い丘か、海か、遠くの山か。いずれにしても、大きな風景があればいいのだと思う。



Altinoのバールでビールを飲んでやれやれと酔払っていると、ポーランド人のおじさんに、どうして君は山に登るのか、君の宗教は何か、なんてことを聞かれた。その時はありていな答えを返したけれども、ふたたび歩き出してから思った。オレは教会に祈りに行く替わりに、山に行くのかもしれない、と。



<記録>
Colle>S.M.Pantano>Imbuto>Vettore>Cresta Nord di Vettore>M. Banditello>C.ma delle Prata>Altino>S.M.Pantano>Colle

2.51 Montottone発

4.24 1015 m Colle発
4.49 1159 m S.M. in Pantano
5.53 1526 m Fonte del Pastore (奇岩と水場のある高原)
7.29 2086 m base del Sassone
8.39 2476 m Vettore着 大休止
9.17 Vettore発
11.26 1823 m Sella
12.30 1035 m Altino着 昼食・昼寝・ビール
15.25 Altino発
16.20 Sorgente Santa (S.M. in Pantano)
16.35 Colle着

12時間行動、昼寝などを除けば9時間コースか

2008-06-20

明日のルート Percorso di domani

登山届を出すシステムは、国立シビッリーニ山地公園にはないようなので、いつも家にルート地図を残してゆく。

明日のルートをGoogle Earthで書き出してみた。

S.Maria in Pantano (1180 m) > s. 131 > Vettore (2476 m) > s.35 cresta nord > M. Torrone > s. 132 > S. Maria in Pantano

約10キロ、5-6時間のルート。

日帰りの予定が一晩くらい帰らなくても、翌日の昼ぐらいまでは騒がないで欲しい。ビバーク(緊急露営)の用意もあるし、連絡しようにも携帯がつながらないことも多いのだから、、、そんなつもりではいるが、夜になっても帰らなければ心配性の家人は多分すぐに、SOCCORSO ALPINO(山岳救助隊)に電話をしてしまうのだろう。

ちなみにイタリアの山や洞窟で遭難したら、緊急電話番号は全国共通の 118 番です。
と思ったら、いくつか例外の州(アブルッツォ、ウンブリア、カンパーニア、プーリア、カラブリア等)もあるようだ。参照 www.cnsas.it イタリア山岳洞窟救援隊ページ。まあでも、ほとんどの山は118だと思ってよろしい。アブルッツォのグランサッソに行く時だけ、要注意かも。

30ユーロほど払ってイタリア山岳会のメンバーになると、救援費用がカバーされるという話。それもあって入会したけど、本当にヘリ搬送費も無料になるのかな、、、

ちなみに118は平地での救急車と同じ番号らしい。恥ずかしい話だが、今知った。山の118はしっかり覚えてたのに。

2008-06-17

久しぶりに火器を購入

久しぶりに火器を購入した。火器と言っても、キャンプ用のガスバーナーのこと。

昔、日本で自転車旅をしていた頃は、MSRのウイスパーライトと言うホワイトガソリンを燃やすコンパクトストーブ(=ガスバーナー)を持っていたが、十年ばかり(もう十年!)テントで泊まるような旅をしてこなかったので、必要になる場面もなかった。

2008-06-13

より気楽に

より気楽にブログを書き続けてみようかと思う。イタリア語/日本語共用のインターフェース構築をしたり、どうしても写真を入れたくなったり、内容もないのに発表の気負があったり、作業に時間のかかることが多いため、ついつい、書かずじまいできた。ホームページなどは数年放棄状態だが、ブログは続かなければ意味がない。


秋葉原の事件をネットで見ていて、凶器のダガーナイフにはっとさせられた。ドラクエやウイザードリーと言った古典RPGで「いちばん安い武器」として有名になったものだ。だが、実物の写真を見たのは初めてだった。

美しいものだ。とはいえ、使いようのないものだ。使うような情況に出会ってしまうこともないと思う。持っていたら使ってみたくなってしまうのだろうか、そんな魔力がナイフや日本刀にはあると思う。問題は、そんな魔力への耐性の弱さと、その弱みを持つような育ち方なのだろう。これもまた、痛みを知らずに育った世代の問題なんだろうか。

ダガーナイフを見た直後に、iPhone3Gの発表を知った。

これもまた、美しいアイテムだ。ダガーナイフとiPhone、いまの時代の象徴的なふたつのアイテム、そんな気がした。

2008-05-13

Una vista panoramica dal Pizzo Berro

Fonte (Cupa ?) di Vetice 940 m > Casale delle Muratte 1795 m> Priora 2332 m > Pizzo Berro > Forcella Angagnola > Prato Porfidia > Fonte 940 m

Tempo necessario (comprese le pause meritate): 10 ore

Che fatica ma che meraviglia!

Una vista panoramica dal Pizzo Berro
パノラマ写真 1.8 MB


行動時間10時間、こんな眺めが待っていました。

2008-04-30

またネコに死なれ

日本の家族と電話でネコの話をして、数時間後、うちのネコが前の道路で轢かれた。家の前で轢かれたうちのネコを庭に埋めるのはこれで3 - 4度目か。最近しばらく事故がなかったが、やはり確率の法則は裏切らなかった。

道路を横切って向こう側に遊びに行く癖のついたネコだったから、多少の覚悟はあった。でも、つらい。まだ温かいネコを抱えて庭に向かうのは。

頭をやられたらしい。道路から抱き上げて間もなく、動かなくなった。おそらくまだ体が動いている時も、気は既に失っていたはず。「苦しむ間もなかったはずだよ」と、事故の瞬間を目撃してしまった妻をなぐさめる。あまり救いにもならない言葉だが、どうせ死ぬなら、苦しみは短いほうがいいに決まってる。死ぬネコにとっても、看取るほうにも。

ネコはもう苦しんじゃない。死んだのだから。体はまだ温かいけれども。

庭の片隅に土を掘り、楽な格好で横たえてやり、頭を西方浄土の方に向け、お気に入りのおもちゃを入れてやり、柔らかな毛並みをもう一度なで、白布をかけ、土をかぶせ、線香をたて、手を合わせる。

そして、道路に水を打ちに行く。

速すぎたのだ、ネコには。
わたしたちのスピードは、いくらなんだって速すぎる。
こうして死なれる度に、それを思う。
今の人間のスピードは、いくらなんだって速すぎる。

さよなら



E' morta la gatta nostra stasera. Come tante altre gatte anche questa, attraversando la strada davanti a casa, travolta da una macchina che andava troppo forte.

"La velocità ci uccide", è proprio così, oggi noi umani camminiamo troppo veloce. Poi, tutta sta fretta, per arrivare dove?

2008-04-21

人、羊、馬、牛、そして、、、

Ultimamente sono andato diverse volte nei Monti Sibillini, ma mi manca la voglia di mettermi a lavorare sulle immagini scattate. Intanto metto le foto della domenica scorsa, quando siamo andati a passeggiare a Forca di Presta presso Castelluccio. Prima di arrivarci, ci ha bloccato la strada la manifestazione di transumanza a Monte Gallo.

Transumanzaという言葉を辞書で調べると、「家畜の季節移動」という言葉が出てきます。なんだか妙に硬い訳語ですが、要はハイジのペーターが家畜を連れ、季節によって山を下りたり上ったりしていたあれです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Transumanza
http://it.wikipedia.org/wiki/Transumanza


今でも山に登ると、牧草地(主に休耕中の畑と山間部の草地)を求めて移動するヒツジ飼いの姿を見ることはありますが、現在は自動車道をヒツジたちに歩かせることは法律で「一応」禁止されているようで、長距離の移動はトラックを使用しているようです。

何でも少し昔までは、羊を連れてかなり長い距離を歩いて移動することがあったようです。実際どんなルートをたどって歩いたのか、今も残っている野道はあるのか、どこで寝泊まりしたのか、など、いつか調べてみたいテーマです。

典型的な3K労働とも言われている羊飼い。今となってはその大部分がイタリア人ではなく、隣国アルバニアの出稼ぎ羊飼いだと言うことです。どれほどきつい仕事なのか、やはり孤独な仕事なのか、果たして放浪の吟遊詩人スナフキン的な要素はあるのかないのか、本当にもうからないのか、体験してみたいですね。

写真のヒツジの群れはそんな習俗を回顧する祭りの場面です。日曜、妻と山(Forca di Presta, Castelluccio近辺)へハイキングに行った時、Forca di Pesta峠へと通じる道 (Balzo di Monte Gallo)でこの祭りにぶつかってしまい、牛・羊の群れの通過を1時間ほど待たされました。迂回路もないのに、こういう道路封鎖が予告もなく行われるのが、いかにもイタリア。

そんなこんなで出発が遅れたハイキングも、夏時間のためもあり、日没前には歩き終わることが出来ました。結果オーライもいかにもイタリア。





そう、イタリアでは日々、
臨機応変につじつまを合わせる適応力 
= l'arte di arrangiarsi

の能力が問われます。公的な社会システムが日本ほど機能しないこの国では、ハプニングの度にいらいらしていると生きていけません。自分たちでどうにかするしかないし、不思議とどうにかなるのです。



ハイキング中、人なれしたキツネ氏にこうして出会えたのも、出発が遅れたおかげかもしれない。と、今回も結果オーライと言うことで。

2008-03-23

猫、gatti, iPhoto&iWeb test


Serie prove: tutto quello che si può fare coi programmi Mac di serie
Forse con Win IE 6 non viene visualizzato correttamente...
tutte due gattini sono già adottati fortunatamente...ma abbiamo altre due gatte con le pance gonfie!! Cercasi padroni!

http://www.ryosukal.com/foto/provaprova/


iMovieに続き、Mac付属ソフトで出来ることテストシリーズ。
写真整理ソフトのiPhotoから「共有」メニューでホームページビルダーのiWebに書き出したものを自分のホームページにアップロード。

写真と背景色以外は、何もいじってません。

今回の所要時間、30分。写真のレタッチなんかをしたらもっと時間かかるだろうけど。

Windowsユーザーのみなさん、Internet exprolerから写真見えますか?マック経由の仮想PCパラレルズに入れてあるXPのInternet exproler6.0.29...からだと、なぜか表示されないんです。firefoxはOKでしたが。

ちなみに写真の小猫二匹は昨日、無事に引き取られてゆきました。

2008-03-20

Neve di Marzo 三月の雪



MacBookの内蔵カメラとマイク、やはり内蔵されていたもののこれまで使ったことなかったビデオ編集ソフトiMovieを使用した実験。YoutubeへのアップロードもiMovieの共有メニューから直接行った。オリジナルの画質が反映されないという問題を除けば、後は何となく使い勝手も分かった。ビデオ編集の経験はこれまでないが、初めてでここまで出来るのは、やはりアップル純正ソフトの使い勝手の良さに負うところが大きい。
これで深みにはまると、小型のビデオカメラなんてものが欲しくなるのだろうな。

Tutto questo è fatto oggi in un'oretta esclusivamente usando solo mio MacBook: telecamera e microfono incorporati + software di serie "iMovie".

2008-03-17

Tanto per rifletterci...

1. Iraq
2. Israele-Palestina
3. Libano
4. Turchia-Kurdistan
5. Afghanistan
6. Pakistan-Waziristan
7. Pakistan-Balucistan
8. India-Kashmir
9. India-Nordest
10. India-Naxaliti
11. Sri Lanka-Tamil
12. Birmania-Karen
13. Thailandia-Sud
14. Filippine-Mindanao
15. Filippine-Npa
16. Russia-Cecenia
17. Georgia-Abkhazia
18. Georgia-Ossezia
19. Algeria
20. Costa d’Avorio
21. Nigeria
22. Ciad
23. Sudan-Darfur
24. Rep.Centrafricana
25. Somalia
26. Uganda
27. Congo R.D.
28. Colombia
29. Haiti
1° domanda : In un branco di lupi quando due maschi della stessa stazza si scontrano per il predominio sul branco o sulla femmina, il perdente si ritira in segno di sconfitta o in certi casi abbassa il capo a terra di fronte al vincitore in segno di riconoscenza. Nei paesi sopraelencati, i comandanti o i politici che ordinano il bombardamento non si fanno problemi per quanto riguarda lo sterminio dei propri simili (uomini, donne, BAMBINI)
Siamo proprio sicuri al 100% che sia proprio l'uomo a essere la creatura più civile sulla faccia della terra?


2° domanda : Vi pare una cosa normale il fatto che in alcune guerre sia lo stesso stato in guerra a rivendere le armi allo stato avversario?


3° domanda : Siamo sicuri di essere in mano a persone tranquille?
4° domanda : Ormai la guerra è diventata una notizia quotidiana in tv. Dobbiamo proprio abituarci?
Con le domande potremmo andare avanti all'infinito...ma c'è una domanda particolare che mi piacerebbe rivolgere a tutte quelle persone che ora sono in guerra l'un l'altro.
La natura ci ha dotati di mani per lavorare e di una bocca per parlare.
Visto che siamo sicuri di essere la forma più intelligente sulla Terra, sappiamo essere almeno così intelligenti da saper usare la bocca e le mani nel modo corretto???

2008-03-03

Chissà se duri sta primavera...一時の春、か?




Mentre Peppe e R. stavano sui cucuzzoli dei monti a divertì, noi altri eravamo sempre qui, a Montottò, che faceva quasi caldo...
日本でも春一番が吹いたとか。モントットーネにも春が、来てしまったようです。
本当かな?また雪になったりして。

Un giretto tra i monti




La vostra giornata comincia così??? -------->


Non deprimetevi!!!! Cogliete l'occasione per raddrizzarla!

In occasione del beltempo, il primo fine settimana di Marzo è stato dedicato da moltissime persone ad una bella passeggiata tra le montagne (ancora per poco innevate) dei Sibillini.
Tappa a Visso per una giornata rilassante e solare con sosta serale all'Hotel Elena
Tra i monti e la frescura serale, il senso di rilassamento è davvero particolare...


Cogliere l'occasione per una piccola escursione nei boschetti soprastanti non è mai tempo perso.

In questi boschi è possibile addirittura raggiungere dopo pochi chilometri di distanza paesini o piccoli santuari nelle vicinanze.

A circa 7 km da Visso si trova Castelsantangelo sul Nera. Piccolo paesino di interesse naturalistico e culturale.
Ma per chi osa di più la montagna offre paesaggi da favola!!

Un tragitto di nemmeno 15 km, porta alle spalle della catena appenninica dei Sibillini dove si trova la microscopica località di Castelluccio di Norcia. Meta di svariate categorie di Bikers, questo minuscolo paesino si innalza su una piccola collina che sovrasta l'altopiano norcese.

È qui che il turista o l'avventuriero coglie l'occasione per rilassarsi al sole e all'aria fresca che regala questo posto.





Pensate lo stile di vita degli abitanti...

In più, alcuni piccoli punti enogastronomici garantiscono, negli spiazzali sottostanti la cittadina, la ristorazione con degli ottimi panini farciti di prosciutti , salami tra i quali anche i famosi "coglioni di mulo" e su richiesta anche salsiccia grigliata.



Per gli avventurieri della montagna penso siano interessanti i percorsi del M.te Vettore

Oppure intraprendere il sentiero che conduce al M.te Prata (percorribile per il primo chilometro con la macchina)



Per chi invece non scala montagne la soluzione la trova in un semplice giretto turistico alla ricerca di un po' di serenità!