2011-10-24

Castelluccio volante again, ラピュタ撮影再挑戦

Queata volta con la tenda, sono tornato alla stessa cresta per fotografare di nuovo il Castelluccio.

ラピュタ撮影を再挑戦しに、前回と同じ稜線に向かいました。今度は気温五度、風速10メートル強(体感温度約零下五度)の予報が出ていたので、タープはやめてテント泊。  早めに出発してカステッルッチョ村の夕景と日の出を撮るつもりでしたが、チョロチョロ写真を取りながら歩いているうち、やはり日はくれてしまい、稜線の反対側の村は闇の中。しかも朝のカステッルッチョには期待していたより高い雲がかかっていて、前回の風景の再現はならず。
もしかしてこの間のラピュタ状態は生涯二度とないシャッターチャンスだったのかも。ある意味、どんな風景もそんな二度とない光景なのでしょう。

で、今回の一期一会。

Palazzo Borghese
al tramonto
M. Porche e Palazzo Borghese
all'alba
Redentore

Castelluccio di Norcia
Tenda: Nippin Messner 5050 single wall

今回学んだことメモ
山行:
・横向きに寝る癖があるのだが、背中が妙に寒かった。これは多分、着込んでいたフリースの背中がもはや消耗しきっていたため(普段着兼用にしていると、車の運転や昼寝で背中がまずつぶれるようだ)。山用の服はやはり山のためにとって置かないと。次回はいよいよ重たい冬用のダウンシュラフを担いでゆくか。あるいはフリースを新調するか。単純に仰向けになって寝ればいいのだけれど、それが一番難しいかも。
・ビールは重いしたいして温まらない。グラッパかヴィーノコットかヴァルネッリかとにかく度数の高いやつににすること。

写真:
・夜景の長時間露光で絞り開放を使うとビネットと呼ばれる影が写真の四隅に顕著に出る(RAWの後処理で多少は改善可能)。次回は1段、2段絞ってみること。
・新調のストーンバッグ(VANGUARD SB-100、e-bayでドイツから購入)は強風下の三脚の安定に効果絶大。
・デジタル夜景写真のコンポジット合成について学ぶこと。
・夜の撮影を考えると普通の山行よりも防寒対策必要。カイロなど。長時間露光時は空のザックを背負っていくと風よけになるし、下に敷けば尻も暖かい。



2011-10-04

Castelluccio volante: ラピュタは本当にあったんだ!

Sono andato a dormire sulla cresta fra M. Argentella e Palazzo Borghese per fare foto di Castelluccio di Norcia in nebbia. La vista era proprio quella che aspettavo, ma non aspettavo che le mie foto così sfocate...

先週末にひさしぶりに泊まりがけの山に行ってきました。初のタープ山行。2100の稜線でタープ(知る人ぞ知るシルウイング)を張るには、もうちょっと寒すぎたようです(微風で体感5℃程度かと)。おニューのモンベル寝袋(U.L. スーパースパイラルダウンハガー3番)でもしばらくは足が寒かった。タープはいい天気なら軽くて開放感もあってすてきですが、風のない森林限界以下で使うのがやはりよろしいようです。寒くて寝不足になるくらいなら、たとえ1キロ重くてもテントで快眠がいい。

いいな!と思う写真がいくつか撮れたので載せます。残念なことにちょっとピンボケが多いですが、その辺は今後の課題ということでご容赦を(正直、僕の腕の問題なのか、1万円で買った中古レンズSIGMA 18-200の不良なのか、今一つ解明できてないのです。多分、両方)

ラピュタのように雲の中に浮かんで見える村はカステッルッチョ・ディ・ノルチャという高原の村です。高原盆地の丘の上にある不思議な場所です。先々週、母を連れていった時、盆地はすっかり霧の中でした。そうか、と思って狙っていったら、ちゃんと待っていてくれたのがこの風景。

まずは夜。

 Integral design Sillwing Tarp & M. Porche

 M. Porche

そして翌朝。

 Palazzo Borghese e M. Porche all'alba

「すごいや、ラピュタは本当にあったんだ!」

Castelluccio di Norcia come "Laputa - castello nel cielo"







 un greggio sulla Forca Viola

羊は本当とんでもないところに登っていきます。
やはり時々、墜落死するとか。きっとおおかみたちのご馳走になるのでしょう。