2006-12-07

翻訳と音楽

1800年代後半から1900年代初頭のロンドンらしき都市を舞台にした、かなりダークなサスペンスを訳している今日この頃(題名は正式に僕の名前で出ることが決定されてからお伝えします)。

ドラッグや猟奇殺人、霧の街、貧民街に社会主義思想の芽生え、闘争、と時代のにおいが濃厚な作品なのです。

今日、サティを聞きながら作業をしてみたら、かなり世界に入ってゆくことができ、集中できました。サティもあの時代の音楽家です。

作品(と翻訳中の場面)にあった音楽を聴きながら、作業をすると言うのは良いのかも知れない、そんなことを思いました。

映画の音楽監督がBGMを選ぶように、作品にあった音楽をききながら作業をするわけです。

誰か1890-1910頃の音楽家でサティと同系列の人、知ってたら教えて下さい。

2006-11-17

ツンデレとは?

自由国民社の今年の流行語大賞にノミネートされている言葉、ユーチューブ、ググる、、、ここまではいい。

なに、ツンデレラって。
一応、検索してみました。ツンデレという2チャンネル用語の派生語らしい。
ツンデレラ
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」 ようなタイプのキャラクターの事をさして言います。

みなさんは使ってますか?またはテレビのお笑い番組なんかでよく耳にしますか?
12月10から1月20まで一時帰国するんだけど、少し浦島現象が心配になってきた。

ダウンタウンの松ちゃんあたりが、
「なんやお前、ツンデレラやん!」
とかって突っ込むと、みんながドワっと笑ったりするんでしょうか?


不安だ

2006-11-15

イタリアの国際免許(愚痴)

は、日本じゃ通用しないらしい。>>>>>>>>>追記をご確認下さい。法律変わりました!
なんでも1949ジュネーブ条約と19xxウィーン条約というふたつの国際免許協定があって、日本は前者のみに批准しており、イタリアで発行される国際免許は後者に準拠したものだからだそうだ。

日本の国際免許でイタリアに来る場合、問題ないのだから、これは不公平だ。

苦労して日本の免許をイタリア免許に書き換えて見れば、今度は日本で困難に出会うわけで。ただの不運なのかも知れないけど、日本(政府)って外国人旅行者のこと本当に考えてない国だ。

ちなみに同じ問題を抱えるドイツ・スイス・フランスの人には、自国の免許の翻訳を日本大使館で公認してもらえば良いというオプションがある。

誰か外務省と国土交通省に友達いませんか?圧力かけてくれえ。



2008.7.10 追記



圧力かかったようです(笑)



イタリア免許の所持者はその公式な翻訳を入手すれば日本でも運転できるようになりました。JAFのページにも、翻訳サービスの詳細があったのでリンクをのせておきます。

フランスやドイツのドライバーには従来から与えられていた特例が、イタリア免許にも適用されたようです。


http://www.jaf.or.jp/e/trans_it.htm

ざっと読んでみましたが、3000円でその日のうちに手に入るようなので、これだったら一時帰国の際に使用してもいいかなと考えています

ただし、このイタリア免許の翻訳で運転が出来るのは日本の住民票を抜いてしまった海外在住者に限られます。

足あと帖 または好きな音楽・本・映画

2006年11月15日
17:19 @足あと帖@ もしくはあなたの好きな本または映画または好きなもの
足あと帖、です。
できましたら、
自己紹介と
好きな本または映画の名前をひとつ教えてください。
ぱっと、思いついたもので結構です。
または好きなものなら何でも良いです。
亮介

好きな本
風に訊け2 開高健 
編集



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2006-11-06

某月某日某美術館にて、某娘の略奪


まあ商業目的じゃないのでここへの掲載は大丈夫だと思うのですが(ミクシが儲けてるからだめか)、
某日、商業目的の取材のついでにとってしまった、某傑作のスナップ。傑作を撮った写真なので、出来はともかくやはり傑作写真。言葉の綾。言葉を打ち消す傑作。存在。23歳でこれが彫れる某はやはりすごい。嗚呼。於ローマ

2006-09-05

三年ほど撮るばかりでプリントしたことがなかった


2600枚ばかりのデジタル写真から200枚だけ選んで、写真屋でプリントしてみました。結構安く、高品質になりましたね。一枚約25円(0.15ユーロ)。そのなかから更に選んで、いつかホームページの写真館を更新したいもんです。

大きな美術館の大きな絵のたくさんの登場人物の一人です。
どの絵の部分だか分かったあなたは、イタリア美術通です!

彼の回りにただよう静寂が好きなのです。

2枚目も同じ街から

2006-08-15

不在通知:南の海へ




プーリア州の友人宅へ、妻とふたりで行ってきます。
今週の土曜までの短いバカンスです。
そんなわけでしばらくオフライン。
暑い夏が帰ってくるといいのだけど。

2006-07-10

イタリア優勝!

イタリア優勝!
いやあ、何となく嬉しいもんです。
予測通り、村でも花火があがりました。
試合後、上半身裸でビール片手のガットゥーゾのインタビュー
「今だから言うけどさ、昨日は朝の七時まで寝れんかったね。今日は28回便所に行ったよ。」

ローマのチルコ・マッシモの横断幕
Ora ridateci la Gioconda!
さあ、モナリザ返してもらおうか!

分かるかな?

しかし、何があんなにジダンを怒らせたんだろう。
かわいそうな引退試合だ。多分、酷いこと言われたんだろうが。

2006-07-05

イタリア的な余りにイタリア的な

イタリア準決勝、勝ちましたな。
今回は家で見てましたが、村の広場ではやはり大画面で観戦の集いがあったようで(多分、イタリア全土の村・町・市の広場、バールであったと思う)、今、家の前の道をクラクション鳴らして、叫び声上げてく車の列が走り去ってゆくところです。
優勝したら、全土で花火上がるね。間違いなく。

この国でも愛国心というのは時々話題にのぼり、ワールドカップの時だけ国を愛するなんて、ぶつくさ言う政治家はやっぱりいます。確かに、普段は見ない国旗が家々の窓から下げられているのは、こんな時だけ。

うちのローマファンの舅は、トッティのことをずっとぼろくそ言ってました。彼によるとずっとゴール決まらなかったのは、インザギを出さなかったのが悪いらしい。
イタリア選手の転びかたって、トッティは特にそうだけど、みんな演技たっぷりだから、ドイツ人もいらいらしたろうな。

やっぱり大きなグループの一部になるっていうのは、ひとつの本能的な欲求でもあるわけだな。

勝利インタビューで最初のゴール決めた選手の言葉が良かった
インタビュアー
「A chi devi questo goal? このゴールは誰のおかげ?」
選手
「妻と、家族と(だったかな)、それから応援してくれてる友達たちです」

いきなり妻ってのも良かったし、日本だったら定番の「ファンの皆様のおかげです」っていうのもないのが、率直でよかったなあ。

2006-06-04

出張のお知らせ



明日4日から金曜9日まで、通訳のため出張です。
多分、メールチェックできると思いますが、念のため、お知らせしておきます。

2006-05-30

ねこ





仕事が一段落すると、または一段落しなくても、飽き飽きすると、三階からおりて、半地下の物置に猫(生後一ヶ月未満オスとその母)を見に行く。
半のらの親子。じつに美しいものです。

2006-05-24

窓から


仕事部屋から外を見ると今こんな感じ。
夏に向けてぐんぐんと空気が乾燥していきます。
昼間はぼちぼち泳ぎにいけそうな暑さです。
夕方。一歩、電灯のない畑の方に踏み込めば、蛍がいっぱい。
村のふもとを流れる川はかなり汚いのに、こっちの蛍はタフなようです。
麦畑もかなり育って、風が吹くと海原のように波打つ季節です。
波間には赤いポピーもちらほら咲いて、
「ああ、こりゃ、やっぱり女の子に人気な国だワ」
とイタリアにいる自分を省みることになります。

今日も仕事したりしなかったりで、一日窓から外を眺めていました。夜は隣村の友人の家に妻と夕食に招かれて行きます。

ああ、日記らしい日記だ。

2006-05-12

やっぱり山はいい


心を虚しくして、天と一つになれる場所。
ありがたいもんです。