Tubbs Flex Alp:
how to prevent treading on surplus strap / un modo per evitare di calpestare le fettucie
近場の店には置いてない上に、新製品でほとんど英語レビューすら見当らない時点でのネット購入になってしまったが、3回ほど山行に使用した今も、ほとんど後悔はしていない。
今回はその数少ない不満のひとつを解消するための改造策をひとつ公開。多分、こいつがヒット商品になっているだろう来冬には、同じ不満をいだくひとが続々出てくると思うので(その頃にはもうメーカー側でマイナーチェンジをしているかもしれないけど)。
Active Flexと呼ばれるバインディング・システム。それ自体は優れものなのだかけれど、長いストラップの末端処理というか、まとめ方が今一つなのだ。
メーカーウェブサイトのビデオ等を見ると、こうするように、という説明がある。
サイドのクリップでストラップを止めろと言うのだが……
the official method: the strap slip away from the clip too easy
しかし、これだけでは間違いなく、歩いているうちに外れてしまう。外れてしまうと何が起こるか。たいていは何も起こらない。それに、足の外側のストラップはぶらぶらとしていても、余り問題ない。周囲の木の枝や岩角にひっかかるほど長くはみでてはいないからだ。
問題は足の内側でぶらついている方のストラップ。反対側の足のスノーシューで踏みつけてしまう危険性があるのだ。
実際、一度、踏みつけて軽くつまずいた。つまずくというのは、場所によっては命にも関わるかなりヤバい話だ。この時ばかりはフレックス・アルプの売りであるはずのアグレッシブなトラクションレールがかえって仇になる。なんせ噛みついたら離さないから。
切るわけにはいかない
You can't cut it...
そこでまず僕が考えたのは、次の止め方:my first idea, but not so efficient...
メーカーの説明通りにストラップをクリップに通した後、さらに念のため、輪っかになったストラップの先端をクリップにひっかけるというもの。これで歩行中に外れる確率は4割ぐらい減る。でも、実際にフィールドでやってみれば分かるのだが、手袋をして、しかもかがんだ姿勢でこの細かな作業をやるのは非常にしんどい。しかも、これでも外れてしまうことがある。そこで抜本的な解決策はないかと、昨日ちょっと考えてみた。ストラップが長いならば切ってしまえばいいじゃないか、とも思ったけれども、設計的に無理。長くないとうまく締めつけれないのだ。
じっくり観察しているうちに気がついたのは、ストラップ末端の奇妙なスナップボタンの存在。これについての説明はタブスのサイトにもない(と思う)。実は僕の直面した問題を解決するために、タブスがひっそり用意しておいた隠しアイテムなのかもしれない(隠す必要もないとは思うけど)。そう、左右のスナップボタンを合わせると、、、
an other method with snap buttons: efficient but not cool...
一応問題は解決される。スナップボタンも案外外れないものだろう。
しかし。無様である。どう見たって、格好悪い。
こんなみっともない処理をタブスが提案するだろうか……。200ドル以上もする製品なのに……
そこで昨日思いついた方法がこれ
アクティブ・フレックスのハンドルの端(内側)に
コードロック付きの細引きリングを取り付ける
折り畳んだストラップをそこに通して
ロック!
行動中にさくっとやることを考えると、ちょっと面倒くさいのが難点。手袋をつけたままでも出来るけれども。外側のストラップはとりあえずあきらめてぶらぶらさせておこうかと思う。
とても参考になりました。^^
ReplyDeleteありがとうございます。
私もまねてもよろしいでしょうか。
ヒールリフターのストラップもナイスアイデアだと思います。
面倒くさいので使ったことがなかったヒールリフターもこうしておけば積極的に使って見たくなりますね。
お役に立てましたようで何よりです。ご自由に真似してください。何かもっといい方法があったらいいんですけど。
ReplyDeleteスタイルを気にしなければ、無改造でスナップボタン利用がいちばん実用的かも知れません。
ヒールリフターはいわゆる急斜面を逆ハの字のキックステップで登る時などに特に効果を発揮するようです。
実際に山行に使用した感じだと、まず最初にスナップボタンで両方のストラップをまとめてからコードでぐっとしめつけるのがいちばんのようです。
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