2008-01-18

考察・実験・メモ:いかにしてイタリアに食料を安く送るか

イタリア帰投直前、即席ラーメンを中心とした「和食」を8キロほど買い込む。帰投後の生活のための自己援助物資だ。

国際郵便の最大手は民営化された今もやはり、日本郵便。安いのも多分、日本郵便。
サービスも多岐にわたり、
国際スピード郵便「EMS」
普通に速い「航空便」
結構速い空席利用のお得な「SAL便」
のんびりだけど一番安い「船便」
とあり、「EMS」以外の三つの便は、サイズによって「国際小包」と「小型包装物」の二枠の値段設定がある。

さらにお得な「印刷物扱い」もあるが、今の話題は食料なのでいったん忘れることにする。

「小型包装物」には
http://www.post.japanpost.jp/int/service/small_packing.html
このページにあるように、サイズ(3辺の合計が90cm以内)と重さ(2kgまで)に制限があるが、かなりお得な価格設定となっている。
具体的に見てゆくと、

通常の「国際小包」扱いでは
8kgの荷物を神奈川県からイタリアへ送る場合、
http://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/
によれば、

船便 5,650円
航空便 14,650円
エコノミー航空(SAL)便 10,450円
となっている。

そして、「小型包装物」扱いの荷物一個当りの重量限界である2kgの値段は、
船便
小形包装物1,080円
航空便
小形包装物2,760円
エコノミー航空(SAL)便
小形包装物2,080円
であるから、

x4箱=8kgと考えれば
つまり、8kgの荷物の料金対照表は次の通りとなる。

船便
小形包装物 4,320円
国際小包  5,650円

航空便
小形包装物 11,040円
国際小包  14,650円

エコノミー航空(SAL)便
小形包装物 8,320円
国際小包  10,450円

と、ここまで書いてみて、8kgでは小型包装扱いのお得感はまだまだ小さいなと思いました。4箱に分けるのも幾らか面倒だし、、、どうしようか。
気持ちとしては、上のパターンをすべて試してみて、イタリア税関の反応の違い(インボイス要不要・手数料・遅れ・紛失等々の有無)を一覧表にしたいところなのだけども。

2 comments:

  1. 結局予算の都合で全て船便で送りました、、、

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  2. で、約2ヶ月半後に、無事とどきました。今回は荷物の中身の説明も、インスタントラーメン、うどん、そばは十把一からげにspaghettとし、みそ汁 = zuppa、といった具合になるべく疑いを持たれないような単純なイタリア語表記にし、値段も従来の円表記から、ユーロで安めに適当に書いたら、うまいこと税金や通関費用も取られずに済みました。やれやれ。

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