2007-02-13

Google Video テルツァーニ、"ANAM, SENZA NOME"ラスト・インタビューのビデオ

イタリア語のみですが、こんなものまでネットで見れるとは。
彼の人生をまとめ、最後のロングインタビューをまとめたビデオです。その数ヶ月後に逝去。

全国各地のファンの間で、今も上映会が続いています。
僕も一度行って、奥さんと息子さんに挨拶してきました。

彼のことを知らない人にも、おすすめです。
約一時間。
Google Video ビデオ

Ho trovato l'ultima intervista del Tiziano Terzani sul Google video. Sarebbe una diffusione illegale per il copyright, ma al regista non gli dispiacerebbe tanto, visto che cosi' si diffonde ancora di piu' il messaggio del Terzani...

1 comment:

  1. 2007年02月13日
    22:21

    BiBi
    毎朝見ても良いビデオですね。「牛の乳はどこだ〜!」が印象的。言葉の端々に隠れている真理に、それを生きた人にしか語れない力がこもっている。それが、表情などから伝わってきますね。大切な一本だと思います。
    2007年02月13日
    22:31

    亮介@Montottone
    いいでしょ。
    Dov'e' il latte di MUCCA!
    いいんです。
    2007年02月13日
    23:00

    BiBi
    日記に『反戦の手紙』と一緒に紹介させていただきました。これ、英語か日本語の字幕(訳)をつけて紹介できたら良いのに・・・。って、かなり長いから大変だけど。持ち時間10分くらいにして、手分けしてやったらできないこともないかなあなんて思ったり・・。こういうの見ると、すぐに熱くなる私でした。
    2007年02月13日
    23:21

    亮介@Montottone
    他のビデオに関しては、
    www.tizianoterzani.com
    の方でも無料公開されているんですが、このビデオはフリーでは提供されていないかも知れません。僕は買ったものと、テルツァーニのアンジェラ夫人にプレゼントされたものと、両方DVDで持っていますが、、、
    そうですね、字幕付きでできたらいいですね。

    その前に、遺作「Un altro giro di giostra」が眼の前の本棚から僕をにらみ付けています、、、「訳せ、訳せ」と(笑)
    これはテルツァーニから

    Per Ryosuke Iida
    mio grande
    traduttore giapponese
    cui debbo una
    nuova voce in oriente
    con gratituidine e
    amicizia

    と直筆メッセージ入りでプレゼントされたものです。恥ずかしいので訳しませんが、これは素直に自慢です
    自慢であると同時に、「いつか訳さねば」という思いも常に抱えています。



    2007年02月13日
    23:46

    BiBi
    「俺はこの森に留まる」の下りもぐっと来ましたね。遺作はどういった内容ですか?「正と負」っぽい内容かな。
    2007年02月13日
    23:49

    BiBi
    そういえば、この間「字幕サービス」やってる人が足あとつけてたけど、ハンドルネームを忘れてしまった・・・。
    2007年02月13日
    23:50

    亮介@Montottone
    「正と負」は本のタイトルですか?
    簡単な内容紹介は、僕のホームページにあります。
    リンクされたページから、一章の試訳もあります。
    http://www.ryosukal.com/tt/tt.htm
    2007年02月13日
    23:59

    BiBi
    「正と負」についてビデオの中で話していたから、そういう話かと思ったんです。では、亮介さんのHPにちょっとお邪魔してみます。
    2007年02月14日
    02:14

    亮介@Montottone
    ああ、そういうことですか。
    正と負、夜と朝、死と生、正義と悪、そういったものは、道教の陰陽のマークのようにどちらも不可分なもので、どちらのなかにも、それぞれの要素がある(陰陽のなかには点がありますね)、といった見方を彼はしています。
    「絶対正義」を振りかざし、押し付けてくる米国の外交施策には反対だ、ということを説明するのに、用いていた例えです。

    何よりまず、多様性の価値を認める姿勢、他者への寛容の心を説いています。非常におおざっぱに言うと、そういうことになろうかと思います。
    2007年02月14日
    02:28

    BiBi
    とびますが、もともと治癒なんてどこにもない、あるのは自己治癒力だけだというのも良かったですね。
    2007年02月14日
    03:02

    亮介@Montottone
    そうですね。ただ、本の最後では、「なんでも役に立つ、わたしのやり方が唯一ではない、どんな治療でもそれと信じたら試してみることだ、人それぞれ自分の治療法(癒し方)curaがある」とも言っていて、なかなか複雑なのです。

    現に彼も最初はニューヨーク最高の抗がん治療をほどこす病院で、手術をうけてますから。

    インドで悟ったか、と思いきや、癌再発が分かれば、一応手術を受けてますし。ただ、最後に再発の分かった時は、もういわゆる抗がん治療を受けることはやめましたが。
    それからは、もって一年と言う医師の予言にも関わらず、山を見つめて暮らし、アフガニスタンにも行き、5年ほどまだ生きました。

    ただし「病は、退治するものでも、出来るものでもない」、という結論は確実にもっていました。

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