「事実上のカップル」に結婚しているカップルと同じような、扶養家族の社会保険カバーや財産相続権、「離婚時」の子供の養育義務などを認めた法案が、
この法案は結局、却下されました(2007年秋10月現在)。
これはそもそも、ゲイのカップルの権利を認めろと言う運動から始まった議題でした。
それと同時に何と、外国人とイタリア人(またはEU圏人)のカップルも、「事実上カップル・同棲者」として正式に届け出れば、結婚している場合と同様の権利を有すると定められたのです。
つまり、以前の僕のような恋人がいるがゆえにイタリアに来ている人は、相手さえ承諾してくれれば、「結婚」せずとも「公認法定の同棲者」としてビザ(正確には居留証・ペルメッソ)が手に入るようになると言う話です。
まだ閣議決定段階ですので、国会での審議が待たれますが、
いったい、そうすると結婚てなんなんだろうか、、、
その法的な差については、次回報告(か?)
2007年02月14日
ReplyDelete06:33
亮介@Montottone
法案原文はこちらから、
http://tinyurl.com/2lte8u
1. Il cittadino straniero extracomunitario o apolide, convivente con un cittadino italiano e comunitario, che non ha un autonomo diritto di soggiorno, può chiedere il rilascio di un permesso di soggiorno per convivenza.
2. Il cittadino dell’Unione europea, convivente con un cittadino italiano, che non ha un autonomo diritto di soggiorno, ha diritto all’iscrizione anagrafica di cui all’articolo 9 del decreto legislativo di attuazione della direttiva 2004/38/CE.
2007年02月14日
07:36
BiBi
今後の経過を注目したいところですね。ちょっと周辺の人物に意見を聞いてみよう。
2007年02月14日
23:47
kana
へぇええ!これは凄いニュースですね。ビックリ!
「公認カップル」と認めてもらう審査には何があるのか?
どの位一緒に居るか?とかどの位愛しているか?とかでしょうか・・・。
少しでも、イタリアへ入る窓が広がれば嬉しいなぁ〜。
2007年02月15日
01:52
亮介@Montottone
どのくらい愛しているか、、、数値で示せ!
なんてことはないでしょう(笑)
「本当の」結婚の場合は、結婚式を挙げる前に二週間だかの予告・公示期間がイタリアの場合はありまして、その間、市役所の掲示板にカップルの名前が表示されます。
さらしものです(笑)まあ、みんな喜んでくれますが。うちの場合は、村の神父だけがすねてました。教会でやらない、罰当たりと言うことで。
うちのように小さな村だと、めったに表示がありませんが、大きな街の市役所に行かれると、多分、入り口辺りに、Pubblicazione di Matrimonioという掲示板があって、名前がずらりと並んでいるはずです。
面白いですよね。プライバシーとかって、どうなってるんでしょう?結婚は公式行事なのですね。
二週間の間にふたりの結婚への「異議申し立て」が第三者によってなされると、問題が生じる、、、らしいのですが、未確認です。
同棲婚、どの位の期間一緒にいるか、というのは、何か条件があったかもしれません。
2007年02月15日
02:10
stella cadente
亮介サン、こんばんわ。
地図の件でコミュから飛んできました〜!!
アタシも、一昨日このハナシを聞き、日記に書いてます・・・(笑)
もぅ閣議決定もしているのですね。
詳細が決まってからでないと、なんとも言えませんが・・・
手続き、めんどくさそうですねー。
2007年02月15日
03:20
亮介@Montottone
いや、法案の段階では、手続きは簡単そうですよ。
また郵便局が稼ぐことになりそうです。外国人の場合は、結婚と同様なnulla ostaが必要になるのではないでしょうか。多分、未婚であることを照明する戸籍謄本の訳文などが必要になってくると思います。
しかし、結婚と何が違ってくるんでしょうね。
離婚歴だけかな。同棲終了歴になるのかな。
通常は、ディファクトビザ、という様ですね。
ググったらいろいろ出てきました。今度ゆっくり読んでみます。
2007年02月15日
05:41
亮介@Montottone
オーストラリアの場合は、同棲を証明するために、
>最低1年の同居記録を提出しなければなりません。共有名義の口座・
>賃貸契約などです。
という文章をネットで見つけました。
イタリアの場合は
La convivenza di cui al comma 1 è provata dalle risultanze anagrafiche in conformità agli articoli 4, 13 comma 1 lettera b), 21 e 33 del decreto del Presidente della Repubblica 30 maggio 1989, n. 223, secondo le modalità stabilite nel medesimo decreto per l’iscrizione, il mutamento o la cancellazione. È fatta salva la prova contraria sulla sussistenza degli elementi di cui al comma 1 e delle cause di esclusione di cui all’articolo 2. Chiunque ne abbia interesse può fornire la prova che la convivenza è iniziata successivamente o è terminata in data diversa rispetto alle risultanze anagrafiche.
"risultanze anagrafich"つまりresidenzaの記録に基づくと言うことでしょうか、、、要研究です。
具体的な話はこれから、どんどん新聞などで、出てくると思います。
しかし、residenzaの記録によるとすれば、そもそもペルメッソのない(当然residenzaもない)人間の同居をどう証明するんだろう、、、
2007年02月15日
05:57
亮介@Montottone
結局、何らかの他のペルメッソで一年以上同居していた人などが対照になるのかも知れませんね、、、
2007年02月15日
07:20
えみ
んー、でもRESIDENZAの審査は非常に甘いから
(ペルージャだけかな?)、
それでお金もうけしようとする人が現れるのだろうなぁ。
2007年02月15日
07:30
亮介@Montottone
ブローカーは間違いなく現れるね。
日本語でググってみても、オーストラリアなんかのディファクトビザの手続きをする会社かなりあるもんね。
でもレジデンツァは、やっぱりペルメッソなきゃ無理だよね?
2007年02月15日
08:01
えみ
RESIDENZA・・・
覚えてなかったからサイト見てみたら、PERMESSOとPASSAPORTOが必要でした。
こうなれば、ますます語学学校が繁盛し、同様に、もっと
VISA がとりにくくなるのだろうね。どうかな?
私の場合、CARTA DI SOGGIORNOがだめだったら
考えることにします。
2007年02月15日
08:28
亮介@Montottone
大丈夫だよ、君はきっと栄光のカルタを手にするよ、、、長かったね。
2007年02月15日
08:32
亮介@Montottone
記事を読んだ時、少し早とちりした反省も込めて、diritto pubblico とprivatoをゼロから勉強しようと思う。記憶力さえよければ、、、弁護士も夢じゃない(笑)イタリアの全ての新法追いかけ続けるのだけは嫌だー
2007年02月15日
11:25
patatona
初めまして!コミュの書き込み見ましたっ!
一見、すばらしい法案のようですが、私も亮介さんと同じで、結婚との違いってなんだろう?って思ってしまいます…
ただ別れる時に離婚手続きしなくなるだけでは?!って。
まぁ移民をそう簡単に受け入れるとはとても思えないので、きっと今後いろんな条件がでてくるんでしょうねぇ。とにかく決定を待つのみですな〜
お邪魔しましたぁ
2007年02月15日
17:38
亮介@Montottone
ヒロさん、はじめまして。
僕も昔は、「仕事見つけてから結婚」と思い込み、ペルメッソを巡ってストレス抱えてました。それで今回のニュースには、妙に関心があるのです。結局は先に結婚して、家族ペルメッソを手に入れましたが。それで良かったと思っています。
そうですね、結局同棲条件が揃っていても、イタリア人の相手が簡単に受け付けるほどのイージーな社会契約であるかどうかが焦点になってくると思います。
同棲解約して、すぐに誰かと結婚できるのか(離婚の場合は、一定帰還できませんね)
同棲解約して、すぐにまた誰かと同棲できるのか
義務はどのようなものが生じるのか
就職に不利にならないか(場合によっては相手が扶養家族になりますから。子供がいればなおさらです)
カトリックの結婚の価値が重い社会で、家族の目はどう見るか
など、イタリア人をふみとどませる要素がどう解決されてゆくのか、要注目です。
2007年02月27日
00:43
亮介@Montottone
なんだか、予想だにしていませんでしたが、左派政権、はやくも崩壊寸前ですね。プロディ復活しても、この法案は却下されそうですなあ、、、