Serge Latouche, un filosofo-economista "decrescista". La parola chiave "decrescita" l'ho imparata solo ieri da questo articolo. Mi interessa assai. Ho già ordinato un libro suo. Mi sembra che l'idea è molto vicina a quelle di Michael Ende e T. Terzani: economia sostenibile senza obbligo di crescita, che non ti costringe di essere né troppo utopista né fondamentalista ma semplicemente un "realista-idealista". Ragazzi, sento che qui c'è una miniera da scavare...
un sito dedicato a questa idea:
http://www.decrescita.it/
昨日のラ・レプッブリカ紙日曜版で知ったフランス人経済学者。
どうやら今、decrescitaという言葉が、オルタネーティブで持続可能な理想的経済を目指す人々の間でキーワードになっているらしく、彼はこのキーワードを掲げる一派の代表格にあたるという。
decrescitaというと小学館の伊和辞典にはのっていないが、crescita「成長・拡大・増加」の反対語、decrescereの名詞形、「低下・減少・縮小」といった意味か。彼はどうも成長を目指さぬ経済の可能性を訴えているようだ。Wikipediaのイタリア語ページdecrescitaから英語ページへのリンクをたどると「Uneconomic growth」という訳語にたどり着く。そこから日本語ページへのリンクはまだない。日本にはまだたどり着いていない新観念なのか?
日本風に言えば、ロハスか。しかし、記事を読んだところ、もっと真剣で確かなものを予感させられた。
それでいて、環境保護・オルタネーティブ原理主義者とは違う、もっと良識的な言葉遣いの出来るひとのようだ。
しかも基本的に経済畑の人だから、ただ理想的な夢物語を語るタイプでもなさそうだ。地に足がついているというか。
継続的成長を絶対必要条件に掲げる現在の経済の限界を語っていた晩年のエンデの哲学に通じるものを感じた。
この思想はテルツァーニの言っていた「あらゆる不要なものからのダイエット」にも通じるのだろう。
どうも欧州では結構有名な人らしい。フランスのアルプス山麓に居住。
日本ではまだまだ無名のようだが、キーワードも彼もこれから案外有名になるのかもしれない。
フランス語が出来れば、原著を直接読んでみたいが、とりあえず親戚みたいなイタリア語の訳書を注文してみた。
誰かぜひ日本語に訳してください。
ルモンド・ディプロマティーク日本語版より
開発の自文化中心主義に抗して
↑文中の「縮退」というのがおそらくdecrescitaの訳語だと思う。でも縮退では、いまひとつ分かりにくい。訳文全体がいまひとつ、一昔前の哲学書みたいな学者口調になりすぎている気がする。翻訳って難しい。今の時代だから、フランス人が考えたアイデアならフランス語のまんまで通してしまうという手もありうる気がする。スローライフみたいに。Décroissanceか。なんて読むのだろう。さらに、『世界』2004年2月号にも「収縮社会のために」という彼の論文の訳稿があったようだ。読んでみたいものです。ここではdecrescitaが「収縮」とされている。経済収縮というのが適訳だろうか、、、字面があまりにネガティブだが。