日本の家族と電話でネコの話をして、数時間後、うちのネコが前の道路で轢かれた。家の前で轢かれたうちのネコを庭に埋めるのはこれで3 - 4度目か。最近しばらく事故がなかったが、やはり確率の法則は裏切らなかった。
道路を横切って向こう側に遊びに行く癖のついたネコだったから、多少の覚悟はあった。でも、つらい。まだ温かいネコを抱えて庭に向かうのは。
頭をやられたらしい。道路から抱き上げて間もなく、動かなくなった。おそらくまだ体が動いている時も、気は既に失っていたはず。「苦しむ間もなかったはずだよ」と、事故の瞬間を目撃してしまった妻をなぐさめる。あまり救いにもならない言葉だが、どうせ死ぬなら、苦しみは短いほうがいいに決まってる。死ぬネコにとっても、看取るほうにも。
ネコはもう苦しんじゃない。死んだのだから。体はまだ温かいけれども。
庭の片隅に土を掘り、楽な格好で横たえてやり、頭を西方浄土の方に向け、お気に入りのおもちゃを入れてやり、柔らかな毛並みをもう一度なで、白布をかけ、土をかぶせ、線香をたて、手を合わせる。
そして、道路に水を打ちに行く。
速すぎたのだ、ネコには。
わたしたちのスピードは、いくらなんだって速すぎる。
こうして死なれる度に、それを思う。
今の人間のスピードは、いくらなんだって速すぎる。
さよなら
E' morta la gatta nostra stasera. Come tante altre gatte anche questa, attraversando la strada davanti a casa, travolta da una macchina che andava troppo forte.
"La velocità ci uccide", è proprio così, oggi noi umani camminiamo troppo veloce. Poi, tutta sta fretta, per arrivare dove?
la macchina andava troppo veloce...... come dice un proverbio italiano molto antico "la madre degli imbecilli è sempre incinta"
ReplyDeletePu-Pazzina mancherai anche a me!!
ReplyDeleteFinche' saro' anch'io al volante, non potrei mai incolpare nessuno a tutta ragione...anzi, mi avrebbe accusato l'autista se fosse successo qualche incidente evitando la gatta che attraversava!
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