雲と光だけ見てると、窓の外は夏のような色です。
嬉しくなって、写真を撮りました。
先日二ヶ月ぶりに髪を切りに行った、隣村の床屋。
アル・パチーノ似の哀愁漂うオヤジの店です。
「良い天気だね」
「ああ、今年は冬がなかったな」
「そうだね」
「ここらでお湿りがねえと、また水不足だ、、、」
「農家は大変だね」
「まったくな、、、世の中どうなっちまってんだか、、、おう、一服するか」
「タバコも高くなったね」
「まったくだ、、、みんな政治のせいさ」
と、いつも、最後は愚痴になるのが、彼との会話のパターンです。
そんで、一応法律で禁止されている店内喫煙をふたりで、窓際で始めるのです。
散髪も毎年値上げが激しく、確か昔は7000リラ(訳3.5ユーロ、500円)くらいだったのが、今は7ユーロ。七年で二倍も上がりました。タバコも同様。
2007年03月09日
ReplyDelete00:04
kana
本当に亮介さんの写真はいつもきれい。窓から見える景色がこれなら、最高だなぁ〜。この四角が絵のように見えるんだもん。それだけで、幸せになってしまいますね。
男同士の愚痴も渋くて良い感じ。
あ、そう言えば先日、友人と「ツンデレ」の話になって、そういう萌え萌えcafeみたいなの流行っているようで、やっと意味を知りました。日本、終わってる・・・。
2007年03月09日
00:28
亮介@Montottone
ありがとうございます。窓から見える風景、見慣れてくると、
今度は山がいつも見えたら良いなあ、夕日が見えたら最高だなあ、と西向きの部屋が欲しくなってきます(今は北と東の窓の部屋)。
いつか余裕ができたら、近辺の村の山が真ん前に見える部屋を借りて、事務室にして通いたい、、、そんなことを思ってます。
贅沢にはきりがありませんな。
萌え、そういや秋葉系の萌えルルブとかいうのも、あるらしいですね。メイドカフェとか、この窓から外を眺めて、東の彼方を睨んで、想像してみても、あまりに遠い世界の話に思えてしまいます。
2007年03月09日
00:34
亮介@Montottone
http://www.rurubu.com/book/recomm/1260/139441/index.asp
もえるるぶ、、、
2007年03月09日
06:39
BiBi
遠くにちらっと丘が見えたりして、マルケの景色が懐かしいです。モントットーネあたりだと、高い山も見えるのか知らん。シローロでは海はあったけれど、周りに丘のほか何もなかったから。
kanaちゃんのツンデレも萌え萌えも意味が解りませんが、日本の流行語はちょっと離れているとすでに死語になっていたり・・今となっては何も知らない方が良い距離にいます。
2007年03月09日
06:54
亮介@Montottone
まあ、流行語は知らなくて困ることもないでしょう、、、一応、「他人・世間の言葉」に関わる商売してますから、有る程度は「研究」することもありますが。
2000メートル級の高い山も見えます。村の一番高みの丘(聖ロレンツォの丘)に上ると、海も、シローロのあるモンテ・コーネロまで見えます。 8/10は丘の上で、網で焼き殺された聖ロレンツォにちなんで、グリルのお祭りがあります。すごい因み方だよな、しかし、これ(笑)
こじんまりとした良いお祭りなので、みなさん、遊びにきて下さい
2007年03月09日
07:03
BiBi
聖ロレンツォって、片側だけじゃなくてもう片側も焼いてくれって言った人でしたっけ?あれは、サン・マルティーノだったかな。すごいですね、それにしても・・・グリルでお祭りとは。
2007年03月09日
07:38
亮介@Montottone
グリル、いわゆるgrigliataです。ソーセージとか牛とかラムとかの。それと、アコーディオン伴奏+歌手バンドのワルツがひたすらあるだけなんですけどね。
あと、流れ星だかが多量に落ちる日らしくて、恐らく、これはキリスト教伝来以前からの流れを持つfesta paganaお祭りだと思われます。
確かに毎年遅くまで残るのですが、流れ星がいくつも見えます。
2007年03月09日
22:31
shantian of Joy Toy
日本はバリバリ暖冬だったが、
イタリアも暖冬だったのね。
地球全体が温暖化なんだなぁ。
でも、『アル・パチーノ似の哀愁漂うオヤジの店』に、
惹かれるなぁ。日本じゃ『役所光司似のオヤジ』となるのかな?
2007年03月09日
22:48
亮介@Montottone
役所広司じゃないな、、、アル・パチーノなんだよ。