
とてつもなくきれいだったりするので、困ります。
部屋着の半分パジャマみたいな格好を脱ぎ捨てて、温かい格好をして、バイクに跨がり、さっそうと村の一番高みのサン・ロレンツォの丘まで行って、写真を撮れば、今、窓の外を横切りつつある雲が、今のままの色を保ったまま、そう、あの何とも言えない、何とも言えないから写真でトルしかない、色をきっとまだ保ったまま、丘の上にいてくれるだろうに、、、、しかし、あの色は何だろう、いわゆる雲の白ではない、青みがかかっているのはまちがいないけど、何か金属を思わせるような、すこしくすんだ青。 水色というには暗くて、ねずみ色というようなネガティブなトーンじゃなくて、間違いなく、質感はあるのに、金属っぽくもあるのに、透明感もあって。青とブロンズを混ぜて、薄く伸ばしたものの後ろからライトを当ててみた感じ、、、とも違う。何かに似ているようで、具象の例は浮かばない、あえていうならば、いつかの心模様とも似ているけど、それがいつどこで感じたものだかは分からない。明るいか暗いかと言われれば、間違いなく暗いんだが、では暗い冷たい色なのか、と言われると、やはり雲は柔らかなものだから、どこか血が通っているというか、温もりがあるというか、いやちがう。暖かくもないが、暗く

とごちゃごちゃ考えている間に、雲は窓枠のフレームを去り行き、その一瞬しか、何万年に一度も正確に同じ色はきっとないだろう、あの色は消えてなくなりました。こうして、いつも僕の前をシャッターチャンスは去って行くのです。
思考のスケッチというジャンルがあるのか知りませんが、メモ代わりにそのまま五分間の思考の同時通訳をアップしてみます。読みづらいでしょうが。
写真は先日の空、窓から。