2006-12-07

翻訳と音楽

1800年代後半から1900年代初頭のロンドンらしき都市を舞台にした、かなりダークなサスペンスを訳している今日この頃(題名は正式に僕の名前で出ることが決定されてからお伝えします)。

ドラッグや猟奇殺人、霧の街、貧民街に社会主義思想の芽生え、闘争、と時代のにおいが濃厚な作品なのです。

今日、サティを聞きながら作業をしてみたら、かなり世界に入ってゆくことができ、集中できました。サティもあの時代の音楽家です。

作品(と翻訳中の場面)にあった音楽を聴きながら、作業をすると言うのは良いのかも知れない、そんなことを思いました。

映画の音楽監督がBGMを選ぶように、作品にあった音楽をききながら作業をするわけです。

誰か1890-1910頃の音楽家でサティと同系列の人、知ってたら教えて下さい。

1 comment:

  1. 2006年12月07日
    03:23

    亮介@Montottone
    確かドビュッシーもサティと関連があったかな? 作品名がひとつも頭に浮かびませんが。
    2006年12月07日
    03:55

    やしや
    スマン、さっきは寝惚け切っていた。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/モーリス・ラヴェル
    この人なんかどうだろう。
    2006年12月07日
    04:06

    亮介@Montottone
    やあ、寝てるとこスカイプアウトして(ノックアウトみたいだな)悪かった。ところで、こんな時間までなにをしてる?仕事かな。ご苦労さんです。帰国したらチェックしてみます、、、

    ドビュッシーって中学校で聞かされた記憶あるけど、
    〔1862?1918〕音楽において象徴主義、印象主義の美学を実践したフランスの作曲家。新しい響きと色彩美を追求して後世に強い影響を残した。

    そんな音楽だっけねえ?

    ラヴェル
    フランスの作曲家。ドビュッシーの印象主義の影響を受けつつ、精緻で独特の新古典的作風を示す。バレエ曲「ダフニスとクロエ」「ボレロ」、ピアノ曲「夜のガスパール」など。(1875?1937)

    なるほど。いいかもしれん。ガスパール、、、どこかで聞いたような
    2006年12月07日
    09:58

    lidoazu
    亮介くん。
    ラヴェルの亡き王女の為のパヴァーヌとか水の戯れ、あとは私のレパートリーでもあるマ メール ロアも美しい。

    ドビュッシーだったら、子供の領分の一番も好きだし、ベルガマス組曲もいいです!迫力もあるのが喜びの島。全部ピアノ曲だけどあの亮介くんの書斎を思い浮かべて出してみました。

    2006年12月07日
    16:54

    亮介@Montottone
    lidoazuさん
    ひさしぶり。そう言えば、音楽家の君がいましたね!
    君のレパートリーと言うことは歌かな?歌もののクラシックってまだほとんど聴いたことがないな。オペラはちょっと噛って、ぺっと吐いてしまったので、そのうち、また聞いてみようと思ってます。が、ミュージカルって苦手だ(笑)ダンサー・インザダークとか。

    そうそう、ピアノ曲が欲しかったのです。喜びの島、おもしろい名前ですね。L'isola di GIOIA 喜び o di PIACERE 悦び?
    あとで電話します。
    2006年12月08日
    22:18

    BiBi
    「作品(と翻訳中の場面)にあった音楽を聴きながら、作業をすると言うのは良いのかも知れない、そんなことを思いました」

    「映画の音楽監督がBGMを選ぶように、作品にあった音楽をききながら作業をするわけです」

    まったくもって同感です。亮介くんの場合は、作品がすでに出来ているから、それに合った曲を選ぶというポスト派ですね。私の場合は、先に曲を選んでから書いていくというパターンです。これが日常の中で固まってしまっている脳を砕くのに、すごく効き目があるんですよね。で、穴が開いたら一気に展開していく。文章自体も音と密接に関わっているような気がします。サティは聞きませんが、ドビュッシーはよく聞きます。好き嫌いに関係なく、曲風が重要なんですね。さあ、盛り上がるぞーというところではワグナーとか(笑)
    2006年12月09日
    07:00

    亮介@Montottone
    ゆきっぷさん
    同感頂き幸いです。
    ワグナーですか、映画「地獄の黙示録」にも使われたワリキューレの行進でしたっけ?
    ゆきっぷさんは文筆家なのですか?
    帰国直前でばたばたしてます、、、
    2006年12月12日
    09:41

    亮介@Montottone
    さて、とりあえず、ラヴェルの次のアルバムをiTunes経由で購入
    Martha Argerich & Mikhail Pletnev
    Prokofiev: Cinderella for 2 pianos & Ravel: Ma M?re l'Oye

    http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=26864278&s=143462&i=26864330

    しかし、クラシックはいろんな人が同じ曲を演奏しているから、誰が良いのか初心者には見当もつかんので困ります。
    > ドビュッシーだったら、子供の領分の一番も好きだし、ベルガマス組曲もいいです!
    確かにいいね。三十秒の視聴しかしてないけど(笑)静かで深い曲が欲しいのです。余りメジャー(長調)ではなく、明るすぎないもの

    ドビュッシーのピアノは誰がいいですか。ひとそれぞれ好みはあるのでしょうが、、、こいつのピアノは!ってのありますか。例えばバッハのゴールドバーグ変奏曲はGlen Gouldだ、みたいな奴は。
    2006年12月12日
    09:51

    亮介@Montottone
    書き込んでから気づいたけれど、このCD半分はラヴェルじゃなくてプロコフィエフですな。ま、どちらも良し。
    この人かな?
    プロコフィエフ
    ソ連の作曲家。現代ロシア音楽の代表者の一人。交響曲・協奏曲をはじめ、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」、映画音楽「キージェ中尉」、交響的物語「ピーターと狼」など広い分野で活躍。(1891?1953)

    プールの底に沈んで、ぼんやりしているような感じ。

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